ピアノの弦は一つの鍵盤に複数張られているが、少しズラして調弦している。


ピアノは88鍵に対して約230本の弦が張られている。
つまりは一つの鍵盤に対して複数の弦が張られているのである(図参照)。これを復弦という。中〜高音に対しては、2〜3本、低音部では1〜2本の弦が張られている。
なぜか?
これは複数の弦をいっぺんに鳴らすと、音の干渉で、音の減衰していく速度が遅くなるという物理学の法則を使っているからなのである。つまりはそれだけピアノが豊かな音になるというわけだ。
しかし、これは、まったく同じピッチでは効果がでない。そのため、それぞれの弦を少しずつ変えて調弦するのである。
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