- 楽譜提供元
- 春秋社
この曲・楽譜について
-
■楽譜集「ピアノ名曲集/門馬直美<編集> 国安洋<解説>村上明美<運指>:サン=サーンス」より。「動物の謝肉祭」第4曲「かめ」の楽譜です。
■楽譜解説より:わずか22小節からなる小品。3連符からなる弱奏のリズムで開始され、このリズムはとぎれることなく最後まで刻みつづけられるが、これはかめのいかにものんびりした歩みを表わしたものである。やがて第3小節から、かめのおどけた、そしてのっそりした姿や動きを浮きぼりにするような旋律が登場するが、これはいうまでもなくオッフェンバックの『地獄のオルフェ』(日本での通称『天国と地獄』)の中の旋律である。元来はカンカンの音楽としてアレグロで奏されるのであるが、それをもだえ苦しむほどのゆっくりとしたテンポで用いることにより、この曲のおもしろさを生み出しているのである。まったく別の内容を表わすのによく知られた音楽を借用し、その外形と内容との不一致から生ずる滑稽な効果を強調した音楽をパロディというが, サン=サーンスの『動物の謝肉祭』のユーモアもこのバロディに負うところが大きい。もちろんパロディの中には諷刺の意味も含まれている。
『動物の謝肉祭 全曲セット』はコチラ
- キーワード
- カテゴリ
- クラシック
- ファイル形式
- ファイル名
- CCPPSJ00116.pdf
- 作成法
- スキャン
- ページ数
- 2 ページ(コンビニ印刷:A3サイズ 1 枚)
- ファイルサイズ
- 173.89KB
- 掲載日
- 2025年4月7日
この曲の関連楽曲
お探しの楽譜ではありませんでしたか? もしかしたらここから見つかるかも…?
動物の謝肉祭 第4曲「かめ」
サン=サーンス
ピアノ・ソロ譜 / 初級
¥330
¥360
×
サンプルは画質を落としてあります
×