- 楽譜提供元
- 春秋社
この曲・楽譜について
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■楽譜集「ピアノ名曲集/門馬直美<編集・解説>細川哲郎<運指>:モーツァルト」より。
■楽譜解説より:これは、1786年1月10日にウィーンで作曲された。
1784年3月20日の父にあてたモーツァルトの手紙によると、演奏会の予約者のリストのなかに、ルイス・ヴュルベンとド・ヴュルム伯爵家の名がみられる。このうちの1人は若い女性である。モーツァルトは、この女性にこのロンドを捧げたといわれている。おそらく、この女性は、ド・ヴュルム伯爵令嬢のシャルロットだろうとされている。そうしたことで、この曲は、練習曲ふうのやさしさをもっているのかしもれない。
この曲の最初にでる主題は、クリスチャン・バッハの五重奏曲ニ長調のものと酷似していて、また、K.478のピアノ四重奏曲の終楽章の副主題(第60小節以下)の転用でもある。やはりエマーヌニル・バッハの影響をみせる作品だが、形式的にはモーツァルトが好んだロンド形式とソナタ形式の中間のようなものといえる。そして、モーツァルトは、この曲をなにかのソナタの終楽章にするつもりで作曲したのではないかと推測する人もいる。
楽譜は、1786年にウィーンのホフマイスター社から、《きわめてやさしいロンド》としてはじめて出版された。
- カテゴリ
- クラシック
- ファイル形式
- ファイル名
- CCPPSJ00434.pdf
- 作成法
- スキャン
- ページ数
- 7 ページ(コンビニ印刷:A3サイズ 4 枚)
- ファイルサイズ
- 661.44KB
- 掲載日
- 2025年6月13日
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