- 作詞
- 川崎 洋
- 作曲
- アベタカヒロ
- 楽譜提供元
- 東京書籍株式会社
この曲・楽譜について
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「二部合唱のための小組曲『渚で』」第1曲~第3曲です。楽譜の前に表紙、後ろに歌詞ページがついています。
■音源は、電子的に作成されたもので、mp3が模範演奏音源(歌パートは電子楽器音)、wmaはピアノ伴奏のみの音源です。試聴は模範演奏音源です。
■アベタカヒロさんからのメッセージ:小学3年生から大学時代まで横須賀で過ごした私にとって、横須賀在住でいらっしゃった川崎洋さんはとても身近に感じられる詩人です。数多くの作品で題材となった「海」は、きっと私の眺めていた海でもあり、これほど作曲への憧れを抱かせることもありません。独特の言葉選び、海を通じ「ニンゲンの始原」まで見渡すスケールの大きさをいかに五線譜に乗せるか。それが私の課題でした。◎第1曲「夏の海」、歌いだしは“間”をうまくとって緊張感を生み出し、そこに“あるひとつの海”が想起されるような感覚になれたらベストです。決まった答えは用意していませんので、いろんなパターンを試してみてほしいです。「ざぶざぶりん」ではほんのりボサノバテイストに作っていますので明るく歌ってください。36小節目からは気持ちを落ち着かせ、星の見える静かな夜の海で、隣にいる誰かに、語りかけるようなイメージで。◎第2曲「海」、前奏はペダルで響きを混ぜ合わせ、おぼろげな雰囲気を。13小節目からは濁りが強まってしまうので1小節ごとにペダルを踏み替えてください。音楽はしばらくの間安閑としていますが、43小節目からは話の核心へ迫るようにエネルギーを帯びていってください。テンポをやや切迫させても構いません。◎第3曲「海がある」、3曲中、最も規模の大きい曲になっていますが、冒頭から結びまで音楽的な終止感を一度も置かず、全体でもってひとつの大きなフレーズであるかのように作曲しています。それでいながら、音楽は次々と示される「海があるということ」の意味に呼応しながらカラーを変えていきますので、演奏においてもひとつひとつに異なる味付けをしていってほしいです。結びの音作り、ロングトーンなどはまさしく海の大きさをダイレクトに表現したものですので壮大に締めくくってください。なお、この結びの部分やピアノの独奏部分ではドビュッシーのような響きを意図して置いています。
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- カテゴリ
- 合唱曲
- ファイル形式
- ファイル名
- GAPPTO00004.pdf
- 作成法
- データ
- ページ数
- 23 ページ(コンビニ印刷:A3サイズ 12 枚)
- ファイルサイズ
- 1.25MB
- 掲載日
- 2020年8月13日
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